Products / ケルセダゲチン
高純度 ケルセタゲチン
ケルセタゲチン純度 90%以上/植物特有の苦味・えぐみを低減/同一原料から複数の素材を生み出すサステナブルな素材開発/マリーゴールド(Tagetes erecta)花由来
素材概要
ケルセタゲチン(6-ヒドロキシケルセチン)は、マリーゴールド(Tagetes erecta)の花に含まれるフラボノールです。ケルセチンの6位に水酸基が1つ付加したヘキサヒドロキシフラボン骨格を有し、これまでの基礎研究では、抗酸化作用をはじめ、抗炎症、糖・脂質代謝への関与、JNK1やPI3-Kなどの細胞シグナルへの作用、さらにチロシナーゼ阻害活性など、多様な生理活性が報告されています。 当社のケルセタゲチンは、独自の精製技術により純度90%以上を実現するとともに、植物由来特有の苦味やえぐみ(雑味)を低減しました。これにより、飲料、食品、サプリメント、化粧品など、幅広い用途・剤形への配合が可能です。 マリーゴールドは、アイケア成分として広く知られるルテインおよびゼアキサンチンの供給源として利用されています。当社はこれらのカロテノイドに加え、新たな成分としてケルセタゲチンにも着目し、マリーゴールドの新たな価値創出を目指しています。


技術的優位性
- 高純度90%以上を実現した高品質素材
独自の精製技術により、高純度90%以上のケルセタゲチンを安定的に供給します。植物由来特有の苦味やえぐみ(雑味)を低減し、製品設計の自由度向上に貢献します。
- 同一原料から複数の素材を生み出すサステナブルな素材開発
マリーゴールド花からルテイン・ゼアキサンチンに加え、ケルセタゲチンまで抽出・分離できる技術は、原料の価値を最大化する革新的アプローチです。従来は利用されていなかった成分を活用することで、サステナブルな原料利用にも貢献します。
機能性エビデンス
- 抗酸化作用
ケルセタゲチンは、活性酸素(ROS)やフリーラジカルを効率よく捕捉し、細胞膜脂質・タンパク質・DNAの酸化ダメージを抑えることが確認されています。 特に、ポリフェノール類の中でも電子供与性が高く、酸化ストレスの軽減に優れた働きを持つことが特徴です[1][2]。
- 高糖尿病作用・抗脂質異常作用
ケルセタゲチンは、代謝系にも有益な作用を示すことが報告されています。糖質分解酵素(α-グルコシダーゼなど)の活性を抑制し、食後血糖の急激な上昇をゆるやかにする可能性が示されています。また、肝細胞でのグルコース取り込み促進や、インスリン感受性の改善に関わる報告もあります。脂質酸化を抑えることで、LDL酸化の抑制や中性脂肪の蓄積抑制に寄与する可能性が示されています。これらの作用は、脂質異常の予防・改善をサポートする成分として期待されています[1][2]。
- 抗炎症
ケルセタゲチンは、炎症を引き起こす主要シグナルであるNFkBの活性化を抑え、炎症性サイトカインの過剰産生を抑制する働きが示されています。ケルセタゲチンは強い抗酸化能を持つため、ROS(活性酸素)による細胞ストレスを減らし、慢性炎症の発生を抑える「二重の保護作用」を発揮する可能性があります[2][3]。
- チロシナーゼ阻害作用
チロシナーゼはメラニン生成の鍵となる酵素で、これを抑える成分は美容領域で注目されており、ケルセタゲチンにもこの作用が確認されています。ケルセタゲチンはチロシナーゼ活性を阻害し、メラニン生成のスタート地点である「チロシン→ドーパ→ドーパキノン」の反応を抑えることが報告されています。ケルセタゲチンは多くの水酸基を持つ構造のため、酵素の活性中心に結合しやすく、メラニン生成を抑える効果が高いとされています[4]。
- 安全性試験
ケルセタゲチンについては、反復投与毒性試験や遺伝毒性試験などの安全性評価が行われており、通常の摂取量に相当する範囲では、重篤な毒性は認められないことが報告されています[5]。
- 参考文献
[1] Wang W. et al. (2016). Journal of Food Science and Technology, 53(6), 2614–2624. [2] Zhang H. et al. (2025). Phytochemistry Reviews, 24, 3887–3913. [3] Baek S. et al. (2013). Journal of Molecular Biology, 425(2), 411–423. [4] Liang F. (2024). Frontiers in Chemistry, 12, 1411801. [5] Subrahmanya A. et al. (2026). International Journal of Toxicology.
応用が期待される分野
- 機能性食品・サプリメント
抗酸化や糖・脂質代謝に着目した製品や健康維持を目的とした機能性食品への応用
- 化粧品・パーソナルケア
チロシナーゼ阻害と抗酸化作用による二重のアプローチでメラニン生成を抑制し、エイジングケアをはじめ幅広い製品への応用が期待されます。
ギャラリー



素材情報
成分:ケルセタゲチン90%以上 原料:マリーゴールド(Tagetes erecta)花
ご注意・免責事項
本資料は、原料に関する一般的な科学的知見および研究報告を基に作成したものであり、特定製品の効能・効果を保証するものではありません。 記載内容は疾病の診断・治療・予防を目的としたものではなく、医薬品的な効能効果を示すものでもありません。 掲載している研究データや機能性情報は、原料または成分に関する学術的知見であり、最終製品において同様の作用が得られることを示すものではありません。研究結果は特定条件下で得られたものであり、配合量・製剤形態・使用環境などにより結果が異なる可能性があります。 当社は、薬機法・景品表示法・健康増進法等の関連法規に基づき、医薬品的な効能効果を想起させる表現を避けております。本資料の内容を製品広告・販促物に利用される場合は、貴社にて関連法規をご確認のうえ、適切な表示・広告運用をお願いいたします。 本資料の内容を基にした製品表示・広告表現について、当社は責任を負いかねます。