Products / ツヨプセン

低臭・精製 ツヨプセン

ツヨプセン含有量 75%以上/製品の風味への影響を抑えた低臭設計/副産物の有効利用につながるアップサイクル型素材/ヒバ(Thujopsis dolabrata)由来


素材概要

ツヨプセンは、ヒバやシダーウッドなどの針葉樹の心材や精油に含まれるセスキテルペンの一種です。古くから香料・アロマ分野で利用されてきた天然由来成分です。 本素材は、ヒノキチオールなどの有用成分を分離・精製した後の青森ヒバ油中性油画分に着目し、独自の精製技術によって不要な夾雑物を低減しました。ツヨプセン純度75%以上、かつ余分な香りを極力抑えた低臭タイプの機能性素材として開発しました。 ヒバ油中性油画分を有効活用することで、従来十分に活用されてこなかった天然資源を高付加価値素材へ転換しています。 夾雑物の香りによる影響を抑えながら、天然由来素材としての特徴を活かし、香粧品から日用品まで幅広い分野への応用が期待されます。

ツヨプセン🔍
ツヨプセン 構造式

技術的優位性

  • 余分な匂いを極端に低減

    天然由来素材では、有効成分以外の複数の香気成分が混在することで用途が制限される場合があります。本品は精製工程により夾雑成分を低減し、配合する製品の香りや風味への影響を抑えた低臭設計を実現しています。

  • ヒノキチオール精製後のヒバ精油中性油画分を有効活用

    本素材は、ヒバ精油からヒノキチオール等を分離した後に得られる中性油画分を原料として活用しています。未利用となりやすかった天然由来成分を機能性素材へと転換することで、森林資源や精油副産物の有効利用につながるアップサイクル型素材です。 サステナブルな処方設計や地域資源活用の訴求にも貢献します。

  • 高純度かつ安定した品質

    標準規格としてツヨプセン含有量75%以上を設定。さらに精製度を上げるカスタム対応も個別に可能です。脂溶性が高く、他の油性成分との相溶性にも優れています。

機能性エビデンス

  • 防虫・忌避

    ヒバ油については、衛生害虫に対する殺虫・忌避効果を扱った国内発表、ヒバ抽出物のゴキブリ忌避効果、ヤケヒョウヒダニ行動抑制、ヒノキアスナロ材の耐蟻性などが報告されています。林野庁東北森林管理局も、ヒバ精油のチャバネゴキブリに対する殺虫活性、チリダニ行動抑制、シロアリ耐性に関する既存文献を紹介しています。ツヨプセンについては、ヒバ油の主要成分の一つとして知られ、精油組成情報では防虫性に関わる成分として位置づけられています。また、ツヨプセン天然誘導体の防蟻・抗真菌活性を扱った研究も報告されており、ヒバ由来成分の防虫・防蟻用途を支持する補助的エビデンスとなります[1][2][3]。

  • 参考文献

    [1] Okabe T. et al. (2012). Journal of Japan Association on Odor Environment, 43(2), 128–137. [2] 東北森林管理局「ヒバの特性:防虫・殺虫作用」 [3] Mukai A. et al. (2018). European Journal of Wood and Wood Products, 77(2), 311–317.

応用が期待される分野

  • 低臭タイプの防虫・忌避素材

    ヒバ油由来の防虫・忌避知見を背景に、香り移りや薬剤臭を避けたい空間・資材向けの天然由来素材として提案できます。精製により余分な匂いを抑えているため、食品工場、倉庫、店舗バックヤード、包材・非食品接触部位など、既存の香りや製品品質を妨げにくい防虫設計に適しています。

  • サステナブル処方・アップサイクル訴求の日用品

    ヒノキチオール精製後のヒバ油中性画分を有効活用する設計により、資源循環や未利用成分の高付加価値化を打ち出せます。防虫ミスト、置き型防虫剤、衣類・収納用ケア用品、アロマ雑貨、香粧品基材などで、天然由来・低臭・資源有効利用を同時に訴求できる素材です。

ギャラリー

素材情報

成分:ツヨプセン75%以上(標準規格/高精製は別途相談) 原料:ヒバ(Thujopsis dolabrata

ご注意・免責事項

本資料は、原料に関する一般的な科学的知見および研究報告を基に作成したものであり、特定製品の効能・効果を保証するものではありません。 記載内容は疾病の診断・治療・予防を目的としたものではなく、医薬品的な効能効果を示すものでもありません。 掲載している研究データや機能性情報は、原料または成分に関する学術的知見であり、最終製品において同様の作用が得られることを示すものではありません。研究結果は特定条件下で得られたものであり、配合量・製剤形態・使用環境などにより結果が異なる可能性があります。 当社は、薬機法・景品表示法・健康増進法等の関連法規に基づき、医薬品的な効能効果を想起させる表現を避けております。本資料の内容を製品広告・販促物に利用される場合は、貴社にて関連法規をご確認のうえ、適切な表示・広告運用をお願いいたします。 本資料の内容を基にした製品表示・広告表現について、当社は責任を負いかねます。

無料相談・お問い合わせはこちら